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身近な仲間にフルコミット。 「未開の地」を整え、事業を後押しするコーポレートプランニングとは

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身近な仲間にフルコミット。 「未開の地」を整え、事業を後押しするコーポレートプランニングとは

成長を求める若手から、ゲーム業界の歴史に名を刻もうと挑戦する実績のある玄人まで、多様なメンバーが続々と集まるThirdverse。事業と組織、この2つが加速度的に拡大していることもあり、基盤固めも同時進行で求められる重要フェーズを迎えています。

こうした状況下で重要な役割を担うのがコーポレートプランニングです。今回はこの部署で活躍するメンバー、林愛里にインタビュー。数社にわたり人事の経験を積んできた林の、Web3という「未開の領域」で企業を支える意義・やりがいに迫ります。

コーポレートプランニング 林愛里(りん・えり)

2018年に人材会社へ新卒入社し、法人営業として従事。その後、2社のスタートアップを渡り歩き、人事・労務・総務などのコーポレート業務を幅広く担う。2022年4月、Thirdverseに入社。現在は労務を中心にジェネラリストとして活躍している。

「きっと、どうにかしてくれる」の期待に応えたい

──林さんは労務人事を中心に、採用や法務、最近では経理の仕事と幅広く担当しています。会社からはどのような役割を任されていますか?

私が所属するのは「コーポレートプランニング」という部署で、日々発生する通常業務に加え、オフィス業務で困っている人がいればすぐに駆けつけて解決する、遊撃部隊の役割も担っています。

特にThirdverse/ Mint Townのような若い会社では、業務範囲が決まっていなかったり、レポートラインも定まっていなかったり、未整備なものが多い。そうした中で、現場で働くメンバーが事業の根幹であるゲーム開発に集中できるように、あらゆるボールを拾っていくのが私の務めだと思っています。

特定の職種に縛られず、ジェネラリストのような動き方で仕事を巻き取っていて、日頃から「林さんならどうにかしてくれる」と思ってもらえるように業務を行っています。

──ジェネラリストという働き方は、林さんの意志でもあるのでしょうか?

そうですね。これまで2社で人事労務を中心にコーポレート業務を経験してきましたが、私の場合はスペシャリストよりもジェネラリストが性に合っているなと感じています。

上を目指せばいくらでも上がいる。それがスペシャリストだと思っていて、知識と経験の差が明確にものを言う世界です。

それよりも私は、この人にお願いすれば大丈夫と思ってもらえる働き方で、混沌とした状況の中で拾えるボールをすべて拾い、仲間を支えるような立場でありたいなって思っています。

人事を志したのは「目の前の人に貢献できる」と思ったから

──そもそも、林さんがコーポレート業務、とりわけ人事の仕事に関心を持ったのはどうしてでしょうか。

私はシングルマザーの母に、3人姉妹の末っ子として育てられ、昔から「いざという時に食いっぱぐれないよう、手に職をつけよう」という想いが強かったんですよね。

若くして結婚・出産をした母が、社会に出て働くことの苦労を見てきたことが起因していると思います。

また、結婚・出産・子育てというライフイベントを見据えて、それに対応できるキャリアを30歳までに積みたいと考えるようになりました。そこから、辿りついたのが人事の仕事だったんです。

コーポレート業務はどの会社にも必ず存在するものですし、スキルさえ身につければ職に困らないと考えました。その上で、私のやりがいである「目の前の人に貢献できる」という点にもつながると思ったことが、人事を志した最大の決め手です。

──戦略的なキャリア設計ですね。ちなみに、1社目の会社では法人営業の仕事に就いています。そこについては、何か考えがあったのでしょうか?

ロールモデルを探したいという想いから、就職活動の際は色々な企業を回り、人事の方とお話をさせていただきました。そこで気づいたのが、現場を理解している人事の方ほど組織への貢献度が高いということでした。

そこで1社目は人事以外の仕事を経験したいと考え、法人営業の仕事を選びました。その後転職して2社で人事のキャリアを磨くことになります。ベースとなる型を学び、やがてコーポレート業務に自信が持てるようになった頃、Thirdverse / Mint Townとの出会いがありました。

夢の実現に向け、共に全力で走る仲間の存在が刺激

──Thiirdverseは、何をきっかけに知りましたか?

前々職で一緒に働いていた方がThirdverseのコーポレートマネージャーでして、「興味ない?」と連絡をもらったのが最初のきっかけです。ゲーム業界は全くわからなかったのですが、実際に話を聞いてみるとすごく惹かれるものがありました。

具体的に興味を持った点は3つあって、1つは「Thirdverse構想」という会社が掲げる夢にワクワクしたこと。映画『レディ・プレイヤー1』に登場するメタバースの世界を本気で実現しようとしている話を聞いて、私も一緒に目指したいと思ったんです。

2つめは、ゲーム業界では誰もが知るような面々が経営陣に揃っていること。ヒト・カネのリソースが揃った「0→1じゃないスタートアップ」という安心感は大きかったです。

そして3つめの理由として、人事を志した決め手でもある「目の前の人に貢献できる」を直に体感できると思ったからです。組織基盤を構築していくタイミングのThirdverseなら、一人ひとりとの距離も近い。これまで積み上げてきたコーポレート業務のスキルを活かし、目に見える形で組織貢献できそうと考えました。

──入社して間もなく1年が経ちます。実際に働いているからこそ感じる、Thirdverse/ Mint Townの魅力は何だと思いますか?

一番は何と言っても、ゲーム業界で名を馳せるメンバーと働けることです。國光さんを筆頭に、守安さん伴さんなど、ゲーム業界を牽引してきたプロフェッショナルが続々と集結しています。また頻度は多くないものの、外国人や海外で働くメンバーとの仕事はとても刺激的です。

仕事をする場所も歩んできたキャリアもみんなバラバラ。そういった環境の中で、部署を横断して働けることは自分のキャリアを磨く上でもやりがいにつながっています。

加えて、一緒に頑張れる仲間がいることも私にとっては嬉しい環境です。売れるゲームを作るため、ビジョンを叶えるため、キャリアを積むため。目標は人それぞれでも、頑張っているという事実は共通で、それが私にとっての刺激になっていますし、ある種「絆」のようなものも感じます。

──やりがいを感じる一方で、大変なこともきっとありますよね。特に2022年は、VRゲーム事業に加え、Web3ゲーム事業も始まり、社内にも大きな変化がありました。

ゲームという括りは同じでも、VRゲームの部署とWeb3ゲームの部署では文化が全然違うんですよね。同じ社内とは思えないほど、価値観や考え方が異なると感じます。とはいえ私がやることは共通していて、まず大切なのは関係構築です。

例えば、接点が少ないメンバーには個別にDMを送ってみるなど、コミュニケーションの頻度を増やしています。リモート勤務と出社のハイブリッドな働き方が当たり前の会社だからこそ、意識して取り組む必要があるポイントだと思っています。

──社内からは、頑張りすぎていて心配との声もあります。生き急いでいるの? と。

正直、生き急いでいます! でも安心してください。限界を感じたらSlackの通知を全部スルーして、サウナでリフレッシュしているので(笑)。デジタルデトックスして疲労をリセットしたら、翌日からまたフレッシュに頑張ることができるんです!

すべての業務を「体系化」していく

──林さんはこの先、どこを目指すのでしょう。今後の目標もぜひ教えてください。

今の目標は、Thirdverse / Mint Townでコーポレートマネージャーになることです。私の中では、社内で働くメンバーが「高い幸福度」と「高いモチベーション」で働ける環境を作るトップの人間だと定義しています。

そこで意識しているのはマニュアルの整備や仕組み化、仕事の委譲です。誰がやっても同じ結果を出せるように体系化して整理することで、会社自体の土台もより強固なものになると考えています。

スタートアップの魅力は何にでも挑戦できることですが、一方でそれは改善の余地でもあるわけです。少しでも早く整備を進め、私自身は組織作りやカルチャー作りなどの領域で次の挑戦をしたいと思っています。

──林さん式、仕事の流儀ですね!

そんなに大げさなことではありません(笑)。でも実際のところ、業務と名の付くものは、難易度こそ違えどすべて体系化できると考えています。コーポレートプランニングの仕事はそれらを体系化して誰でも扱えるようにすること。

これは私自身が未経験の業務を体系化する意味もありますし、Thirdverseが切り込んでいくWeb3のような「未開の地」であっても、誰もが通れる道を作るという意思表明でもあります。

──最後になりますが、Thirdverse / Mint Townで働くことに興味がある方へメッセージをお願いします。

Thirdverse / Mint Townは、世界で勝つためにチャレンジしている会社です。同じぐらい大きな挑戦をしたいと思っている人には、きっと価値観が合うと考えます。

また2023年は新作タイトルが続々と発表され、ゲームの数だけでなく、事業や組織についても大きく拡大する予定です。

当然、それに合わせて細かな業務フローも増えていきます。0→1が終わり、1→10の段階を迎えるThirdverse/ Mint Townで組織を引っ張り、事業伸長に貢献したいと思っている方とぜひ一緒に働きたいと思っています。大きな夢を追う仲間を、一緒に社内から応援してみませんか?

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